週刊誌時評
ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。
週刊誌時評『週刊文春』(2.28)
今日は文春。主な記事はこちら。
①「愛子さまに会えない」天皇が長官に託した皇太子への怒り
②丸川珠代のマンションから「信号無視」で逃げ去った「小泉チルドレン」
③医療過誤「病院と闘う」7大鉄則
④全国1000人アンケート「私が嫌いな県民」
⑤<新聞不信>記者は日本史を知らなくていいの?
トップは①で、陛下が愛子さまに会う機会が少ない(要するに皇太子さんがあんまり連れてきてくれない)とお嘆きという記事。単に孫に会えない寂しさで、こういった状況の話が出たわけではないとかどうだとかそんな記事ですが、ま、いいでしょう。次いきます。次。
②は、丸川珠代と小泉チルドレンの大塚拓という議員が怪しいという記事。オジサン週刊誌は、この丸川珠代が大好きですねぇ(笑)。しょっちゅう出てきますね。ま、なにかとオヤジ心をくすぐるのはわからないでもないですけど、ま、どうでもいいですわ。ただ、この記事において、この大塚なる議員は、取材に対してしゃべりすぎだよ!(笑)。
――ご結婚は?
「気の早いこと言わないでください。そういうことは、少しずつ時間をかけて......。この記事で状況が変わるかもしれませんし(笑)」
とかペラペラペラとよくしゃべるねー。たぶんおしゃべりな人と珠代センセから愛想をつかされることでしょう。。。
③は、医療過誤が原因で病院を告発した医師が記す一般人が知るべき対応策。いろいろ書いてあったですが「病院で手術を勧められたら必ず、他の病院に行ってセカンドオピニオンを得るべし」というのが金言でしょうか。覚えておこ。
④は、文春お得意のアンケート。嫌いな県民のベスト10は、1位大阪。2位東京。3位愛知。4位京都。5位埼玉。我が京都が4位になったよ!ワーイw んで、ま理由はわりとどうでもいいのが多いけど、ちょっと興味深かったのが9位の福岡。
「悪酔いして、絡む。叫ぶ、泣く、説教する、脱ぐ、抱きつくのが日常茶飯事である。特に筑豊地方では、ゲロを滝のように吐きながら飲むのが美徳とされ、新入社員などでこの地方に配属になると、死ぬほど飲まされる」
なるー。なんか福岡は酒が辛いってのは、聞いたことがあるけど、どうやら本当のようですね。こういう県民性のお話って楽しいよね。テレビでやってる「秘密の県民ショー」とかかなり楽しくいつも見てます。僕。
⑤は、特集記事でなく同名の連載だけど、共感したのでご紹介。神奈川県の教育委員会が高校で日本史を必修にしたということを受けての記事で、毎日新聞などは肯定的なのに読売が、「必修として学ばせる内容を決めてしまうのはどうか」と疑問を呈しているという内容。これに対して本稿では、「大学受験のことしか考えていない一面的な内容。ひとりの社会人を育成するには何が必要か、という視点が欠落しているのだ」と喝破する。極めて同感。
日本史は、とても大切だと思う。この国がどういう風にできて、どういう過程が醸成されていったのか。このあたりのことを知ることによって、税金をちゃんと払うとか、国のルールを守るとか、道徳をわきまえるといった、社会通念がみんなの心に浸透するのだと思う。歴史は地域、風土を愛するために必要な学問。絶対に必修で学ばせるべきだと思うけどな。でも、その教え方がたいして上手くないとも思うので、そのあたりはなんとかしたいと思うのでありました。はい。
トラックバック(0)
この記事に対するトラックバックURL: https://sugoblog.com/mt/mt-tb.cgi/288
コメントする