カクーカフェ

夢への第一歩として「架空の店舗」をオープン!「『今できることをやろう』と思って始めたのが、このブログです」
カクーカフェ http://caqoocafe.jp/

「カクーカフェ」インタビュー (1/4)

『幸せの青い鳥』の主人公チルチルとミチルは、青い鳥を探していろんなところに冒険に出かけるけれど、結局その鳥は、自分たちの家にいた。
 この話に似ているのだけど、面白いアイデアというのは、一般人の着想から遠く離れたかなたにあると思いがちだけど、実はずいぶんと近くにあるものだ。みんながすぐ思いつくような、一見なんでもないようなことこそ、素晴らしいアイデアだったりするものである。

今年、スゴブロの第1位に選んだ『カクーカフェ』なるブログには、そんな身近ながらも秀逸なアイデアから生まれたブログである。そのアイデアとは、いつかやりたいカフェを、とりあえずネット上でオープンさせてみるというものだ。

カクーカフェ写真1
はやしさんが2010年に行なったカフェ100軒めぐりでもっとも印象に残ったという飯田橋の「hive café」。この外観から学校をイメージしたという。たしかにそうかも。

「僕が今住んでいる街には、みんなが落ち着けるようなお店がありません。ファストフードや高級店はあるのですが、地元の人が買い物の帰りにくつろいだり、仕事帰りにちょっと立ち寄って軽く飲んでいく......。そんな店がないんです。それで、そんな店があったらなぁと思っているうちに、自分でカフェをやりたいと思うようになりました」

こう語るのはこのブログの作者「はやしだいすけ」さん。そんなはやしさんが抱いた「カフェをやりたいなぁ」という想いは、あるアイデアのお蔭で少しずつ動き始める。

「もちろんカフェをオープンさせて続けていくことが、難しいのはわかっています。僕は、飲食業界で働いたことはありませんし、開業資金も潤沢にあるわけではありません。でも、このまま指をくわえて夢描いているだけというのも悔しい。そこで『今できることをやろう』と思ったのです」

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