週刊誌時評

ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。

週刊誌時評『週刊文春』(11/13)

shukanbunshun081113.jpg

今日は『文春』。主な記事はこちら。

①小室哲哉を破滅させた「カネと女」
②野球の言葉学 ナベツネは原監督がお嫌い!?
③ホリイのずんずん調査 堀井憲一郎
④新・家の履歴書  岸部四郎
⑤今週のBEST10  寺社以外で訪れたい京都

今号のトップは①の小室ネタ。「小誌スクープ「5億円詐欺」で逮捕!」というわけで、文春が先に嗅ぎつけていたネタなんですねこれ。んでその転落っぷりなんかをけっこう鼻息荒く紹介してます。ふーん。これNHKでもトップニュースでやってたけど、そんなバリューのあるニュースかなぁ。ま、大金持ちが転落ってのが人の好奇心をくすぐるってのはわかるけど、これこそワイドショーでやってりゃいいでしょ。今って普通のニュースがワイドショーレベルになって、いわゆるおばさん向けのワイドショーとか夕方のニュースって、ほんとくだらないことばっかやってるな。ま、いいけどよー。なんにせよ、別にそんなに騒ぐ話でもないと僕なんかは思ってまふ。

②は、野球の連載なんだけど、これを読むと今年の巨人の快進撃をナベツネは評価してないんだってね。どうやら「開幕から優勝絶望で八月まで新聞販売はまったく商売にならなかった」ことでご立腹なんだとか(笑)。小さい話や。それにしてもWBCは原でいいのか。最近、サッカー熱の沸騰とともに野球に対する興味はゼロに近くなったけど、WBCだけは面白いから頑張って欲しいっす。

③は堀井さんの連載。「大相撲と歌舞伎と落語は似たような歴史を持ってる」として、「歌舞伎を見て、女だと思ったら男が演じてた」といって訴える人はいないっておっしゃってる。相撲も自分たちの側から訴えてどうすんだと。「日本のムラ社会的オトナのルール」でやってきたことを、とやかく言っても~って論旨はほんとそんな気がするな。

④は、家の遍歴について話している連載。気が向いたときだけ読む原稿だけど、今回取り上げられていた岸辺シローって、昔、僕と同じ町内だった気がして、読んでみたらやっぱり同じだった。おぼろげな記憶を辿ると家に行ったこともあるような。なんで家に行ったのかは、まったく覚えてないけど、そんな淡い思い出が蘇ってきたというお話でした。

⑤は、そんなふるさとである京都のランキング。東京の人ってホント京都が好きですよね。こっちに来てからよく思う。僕も最近になってようやく京都の良さがわかりはじめて京都の関連書とか読んでます。で、この記事では寺社以外の見所を紹介してたけど、1位から3位は「嵯峨野から清滝」「叡山電車きらら」「藤岡酒造」の順番でした。個人的なオススメは壬生にある「八木邸」ですね。新選組の屯所だった場所ですが、ずっと一般観覧させてなかったということもあって、今でも当時の香りがすごくするいい史跡。歴史ファンは行くといいですよ~。

トラックバック(0)

この記事に対するトラックバックURL: https://sugoblog.com/mt/mt-tb.cgi/397

コメントする