週刊誌時評

ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。

週刊誌時評『週刊文春』(12/11)

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今日は『週刊文春』。主な記事はこちら。

①麻生太郎ひとりぼっち
②2008ミステリーベスト10
③テレビ健康診断  亀和田武
④桑田佳祐 特別ライブに密着撮!
⑤仕事のはなし 西成活裕

トップは①。サブタイトルは「「ゴーマン」「愚か者」の代償」だって。なんか寒々しい記事だなー。これタイトル含めて、うまくないよなー。なんかこういう状況にウィットなものを加味して、楽しい記事とかに出来ないもんかな。漫画家10人集めて、麻生4コマ10本とかさー。ダメなことを、そのままダメと書くだけじゃ週刊誌として芸がないでしょ。

で、今号、多くの人が注目したのは毎年恒例の②ですかね。新人の方や、お馴染みの方がいろいろですねー。って、ま、僕はどれも読んでないですけどね。いや読むんですよ。ミステリ。旅行のときとか必ずもってくし。でもゴッツイ単行本で読んだこと、ほとんどないなー。昼ご飯食べながらとか通勤とかで読むからやっぱ文庫だなー。ま、そんな話はどうでもいいんですが、こういうランキングって1位だけが断トツで売れるらしいですね。現場では、1位と2位と3位あたりまで、ほぼ横一線だったりすることも多々あるらしいけど1位だけしか売れなかったりするのが日本人の国民性のようであります。

③は、亀和田さんのテレビ評。昨今、テレビで漢字のクイズが多いことから麻生さんの漢字読み間違い問題に言及し、総理も「あれは読み間違い」とか口を歪ませてちゃダメだと。んでせめて「俺は漢字が読めねえんだ。これからは資料も答弁も、全部ルビふってもらうからよ」って言えばいいと。まったくそう思う。漢字とかどうでもいいだろ。酒飲む場所とかなー。普通の人の枠組みに入る価値観しかない人のほうが、総理としては失格だと思うよ。もう記者は漢字ネタ禁止。あ、漫画もな!

④は、巻末のグラビアなんだけど「ひとり紅白歌合戦」と題した桑田さんのライブ写真。楽しいそうじゃな!この人、サザン離れたほうが楽しそうだな!

⑤の仕事のはなしは毎回楽しみにしてるけど、今回は「渋滞」の研究をしている「渋滞学者」の西成さん。この東大出の研究者の「誰もやってないことをやる」という探求心が実にバカバカしい&熱烈でかなり面白い。いいキャラだー。「不遇時代に痛感したのは『科学者はロマンを与えると同時に、社会の切実な難問を解決する存在にならなければ』ってこと」。いいお話。研究者の思考って面白いよねー。たぶん本人が書くとすごくツマラナイ文章になると思うけど、こういう書くプロがやるといいね!

で、明日は関係ないけどJリーグ最終節。明日は千葉に行って、ドラマを見てきます!ガルルル!

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