週刊誌時評

ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。

週刊誌時評『週刊新潮』(2.14)

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今日は『週刊新潮』。主な記事はこんな感じ。

①「日中戦争」に発展した「毒入り餃子」シンドローム
②【ワイド】頭にちょっと風穴を
③日本は「地球温暖化」防止の抵抗勢力か
【日本ルネッサンス「拡大版」】櫻井よしこ
④裸祭り「ポスター拒否」を批判した「朝日」の天にツバする広告規制
⑤「久間元防衛相」が極秘運用するバンコク「疑惑の投資ファンド」

まず、注目はやはり①の餃子問題。今週は、文春と新潮が水曜には店頭に並べていたけど、内容的には新潮の圧勝かと。事の顛末から長文で迫った文春に対して、20もトピックスを立てた新潮。圧巻だわ。並べてみるとこんな感じ。

▼「毒は日本で入れられた」と言い放つ中国幹部
▼中国ネットは「日貨排斥」「市場から出て行け」
▼「やる気ない」町村長官「かけ声倒れ」舛添厚労相
▼中国食品「輸入全面禁止」はなぜできないか
▼メタミドホスだから「これは対日テロだ!」
▼中国「農薬による死者」は1年に何と1万人
▼「着色」「重金属」中国米もやっぱり危ない
▼水が汚染されているので「おでんのタネ」も
▼染料入り「発ガン春雨」は中国人も食べない
▼「エイズ農民」は血液をスイカに混入させた
▼「そば」はセーフ「お茶」はアウトの分かれ道
▼意外に安全という「缶詰」「らっきょう」「梅干」
▼冷凍食品「中国製トレイ」はレンジで温めるな
▼「野菜を洗える洗剤」早くも日本で大売れです
▼「調味料も危険」自衛のためには出汁も自分で
▼回収冷凍食品を間違えちゃった「報道2001」
▼事件で揺らぐ「生協ブランド」の安全イメージ
▼頓挫の危機を迎えている「東京中華街」構想
▼ニセごま油も出回る「北京五輪選手村」
▼危険な中国食品「水際阻止は絶対にできない」

すごいね、これ。実際に誌面に載ったのでこんだけあるんだから、動いた記事本数を想像するとかなりのものでしょうね。この初動の素早さから見ると、最終的にスクープに一番近いのは新潮じゃないかと思った次第。面白かったのは、日本で売れている野菜を洗う洗剤のお話。中国で野菜を洗う洗剤を使っている映像を見たことがある人も多いと思いますが、あの本当の洗剤に近いものと日本で売れているそれとはまったくの別物なんだとか。「元気!おやさい」というその商品は、貝殻からとったカルシウム粉末で野菜に付いた農薬や汚れを取るもので、野菜の味もよくなるらしいです。ふむ。あと、コンビニおでんに対する警告はすごいね。これ読むとちょっと食えなくなる感じです。

ま、この問題、今日のニュースで中国での混入の可能性がかなり高くなったみたいですが、どういう顛末を迎えるのか、来週あたりが山かなぁ。

②は、いわゆる「ワイド特集」というやつで中ネタがいろいろ掲載されているんですが、どうでもいいと思いながらも読んだ「だから井上康生の新妻は『さげまん』と言われちゃう」という記事で爆笑。ご存知の通り最近、井上康生は不振ですが、その下り坂に入った時期と、この娘さんと付き合いだした時期が同じらしいんです。ま、それだけなら「さよか」って感じなんですけど、それ以前の話がすごい。

「彼女は競馬情報番組のパーソナリティをやっていましたが、予想が外れ続け、20連敗以上しました。しかも、彼女が予想した馬が何頭も骨折してしまったのです。いつしか、彼女が予想を書くフリップは"デスノート"と呼ばれるほどでした」

すごい話だなぁ~w。

③は環境問題。日本の環境問題に取り組む姿勢の甘さや、現在行なわれている対策の主だったものなどを、櫻井よしこさんが書いておられる。

へぇと感心した取り組みに江戸川区のNPOがやっている冷蔵庫の買い替え費用を融資するというのがあった。なんでも、古い家庭用の冷蔵庫とかエアコンというのは、すごくCO2を排出するらしいですね。んで、ここでは冷蔵庫の買い替え費用を最高10万を無利子で貸して、買い替えによって節約される電気代(新しいのは電気代も安い)年2万円分で借金を返済してもらうという取り組み。いいねぇこういうの。わかりやすい。

あと、いろいろ海外の環境対策が紹介されてて、日本も遅れてはならないというメッセージがあったけど、個人的にこの環境問題に必要なのは、ナショナリズムというか、愛国心というか、郷土愛というか、地域愛というか、そういう類のものだと思うです。

なんか企業で取り組んで見た目にいいことしても、なんか本当にこの国とか地球とか、そういうものを大切に思えないと、真剣にできないと思うんですよね。僕は、子どもが産まれてやっぱり、こういうのちゃんとしようと思ったけど、そういうきっかけがないとなかなか思えない類の話。だから地域愛とか郷土愛とか、そういうものを喚起するような取り組みとか社会活動が必要なんでは~と思っております。はい。

あと、地球を救うってスケールがデカ過ぎるよね。もっと、「世田谷区の緑を増やすために~」とか、「小学校の●●を守るために~」とか、そういう手近なものを設定していったほうがいいかと思うね。うんうん。

あと、渋谷の「たばこと塩の博物館」で「幕末の浮世絵と絵師たち」という企画をやっていることがわかったから、行ってようと思ったです。おしまい

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