週刊誌時評
ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。
週刊誌時評『週刊文春』(4.24)
今日は『文春』。主な記事はこんなところ。
①池田大作(名誉会長)・胡錦濤(国家主席)「奈良会談」秘密計画をスッパ抜く!
②TVマンが蒼ざめる「テレビの火種」 米国スーパーグループを激怒させたSMAPの「歌唱力」
③中国野菜「四割減」で「野菜ショック」が始まった!
④ナベツネ渡辺恒雄・読売新聞主筆「総理は毎週電話してくる!」
⑤ぶってぶって姫 カ・イ・カ・ン
①は、ま、表題通り。5月6日に来日する胡錦濤は奈良で池田大作と会談するようで、その扱いは天皇陛下、首相と並び、小沢さんより上なんだとか。こういった蜜月ぶりゆえ、聖教新聞ではチベット問題を取り扱わず「同じ仏教を信仰する人々が弾圧されているにもかかわらず、紙面で何のメッセージも発しない」と文春さんのご指摘。ったくなぁ。今週の『週刊朝日』では、田原総一郎が相変わらず中国の肩をもつような発言してたけど、なんなんだろうか。日本の聖火リレーでは、仏教に携わる人が真摯なメッセージを世界に発信することを期待しております。はい。
②はテレビネタで、ま、どうでもいいんだけど、とりあげたSMAPネタがちょっと面白かったので紹介。なんでもこの日は、あのTOTOがゲストだったらしいんだけど、リーダーのスティーブ・ルカサーがSMAPの歌を聴いて、あまりのレベルの低さにあきれて「これでは一緒に歌えない」と言ったらしい(笑)。なんとかスタッフがなだめたけど結局、そのなかの2人に対してボイストレーニングをしたんだとか。ぶはは(笑)。なんか事務所的には認めてないらしいけど、プロ意識の強いスティーブ・ルカサーならやりかねんなー。日本の芸能も、いい加減、歌唱力とか演技力でキャスティングする社会にならんかなー。このままだったらいつまでたってもレベルが低いままで、相対的にテレビでCMうつ企業が売るものがレベルが低くて、国民全体がレベル低くなるスパイラルから抜けられない。最近思うけど、映像を紹介する番組とかあるじゃないですか。ああいうので、何で何の役にも立たない芸人とかが「ほー」とかスタジオで感心するだけなのに、10人くらい出てるんだろなー。あんな輩にギャラ払うなら、実際にリサーチしたり取材する人間にカネ出してやりゃいいのになー。日本のテレビ、特に民法はマジでレベル低すぎ。なんとかしろ。対して最近ラジオがいいなーと思っているんだけど、その話はまた今度。
③は、中国野菜の輸入が減って国産野菜の取り合いが始まったというお話。今、食の安全が叫ばれるなかで国産野菜に注目が集まっている。でも、日本の農家はこういう状況をわりと冷静に見ているのだとか。というのは、過去にも同様の状況があったけど、結局、国民は話題になっている間は国産野菜を求めるけど、すぐに忘れて安いものを求めるようになる。結局、増産しても収穫するころには、そんなに欲しがらないんだとかー。うーん。実際今まではそうだった気がするなぁ。ま、この食の問題に関しては、本当に国民の間で意識格差が相当うまれてますなー。このあたりをなんとかしないと。あと、商社が国産の農業を育てる意識がないという指摘には、納得。
④は、ナベツネが新入社員を前にして歓迎の言葉を色々述べたというお話。「総理は毎週電話してくる!」とか、ま、相変わらずの「何様?」発言のオンパレードなんだけど、「オススメの本を教えてください」という新入社員の可愛い質問にこう答えたらしい。「岩波文庫の本を読めばいいが、特に読むべきはマルクス・エンゲルスの『共産党宣言』だ。あとはカントの『純粋理性批判』だな」。そうそうナベツネって昔、共産党員だったことがあるんですよねー。ま、この2冊については僕も読んだことがないので、退屈で退屈で退屈になったら読んで感想を書いてみよ。
⑤は、巻末のモノクログラビアなんだけど大笑い。あの姫井議員が、猪木のイベントにきて思いっきりビンタされている瞬間を撮ったもの。この忙しい時期に何してるんだと思うけど、やはりそこは「ぶってぶって姫」だからというオチ。このオバサン、もう笑われてナンボって開き直ってるなー(笑)。
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