週刊誌時評
ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。
週刊誌時評『週刊現代』(3.1)
今日は『週刊現代』。主な記事は以下。
①『モーニング娘。』人気メンバー「悩んだ、笑った」青春の真実
②スーパーワイド「親子の絆」 この二世に春来りなば
③決定!民放各局女子アナ「NG大賞」
④徹底調査 有名企業40社の"おいしい制度"
⑤サッカージャーナリスト中西哲生 爽やか系でも「不倫」
今号は稀に見るネタ枯れ号(苦笑)。頭がモー娘だからなぁ。ワイドも三田次男とか松たか子とかの二世特集。どうでもいいです。。。女子アナ企画は言うまでもなくどうでもいいし、④とかも、読んでどうすればいいのやら。
こういうネタ枯れのときは、表紙に大きく打ち出すコピーがないので、打ち込み文句が多いんですよね。見ればわかるけど、細かい字で色々書いてありますよね。ま、往々にして、表紙に色々書いてある雑誌&ムックほど、ツマラナイものです。これ、知っておくと便利ですよ。
というわけで、ネタのない『現代』は、読みどころがないんですが、町山智浩さんのコラムに書いてあったマケインの話が興味深かった。マケインはアメリカ大統領選における「共和党」の候補ですが、この人は、ベトナム戦争で捕虜になってたんですね。んで、彼のお父さんが軍の提督だったので、交渉のため早く保釈しようとしても、自分だけが早く帰るわけにはいかないとしてこれを拒否し5年半もの間、囚人になっていたとか。んで、その間、いろいろ拷問を受けてその後遺症が今でも残っているそうです。その半生は、兵役から逃れていったブッシュとは大違いで、なかなか筋の通った人のようであります。日本のテレビは、マケイン&クリントンの話しかしないけど、このおじさんもなかなか興味深いっすね。ふむむ。
※先週の文春について追記
先週の文春にこんな記事があった。
「引きこもり」倖田來未「羊水腐る」発言のタネ本
ま、例の「羊水」発言をした背景には、倖田來未が「水は話かけるときれいになる」といった話を信じていたから云々というネタなんですが、この水の話はもう1年くらい前に散々「ニセ科学」として、話題になってて、こんなの未だにひっぱっている点に驚いた感じ。ただ、まだこんなの持ち出す人がいるようなので、この論旨を木っ端微塵に打ち砕いてくれている素晴らしい動画を紹介しておきます。
これは過去NHKで放送されたものですが、時間がある人は見るといいですよ。躾とか道徳の根拠を科学に求めてはいけないという主張は、みんなが心に留めておくべきことかと思います。はい。
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