週刊誌時評

ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。

週刊誌時評『週刊SPA!』(3.24)

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今日はSPA!。主な記事はこちら。

①サラリーマン必読 税金・年金[ボッタクられ]明細書
②5タイプが存在 [隠れモテ]男の正体
③知られざる[ネット追跡社会]の恐怖
④[アキバ系フード]ビジネス大研究
⑤当事者が赤裸々告白[高学歴美人OLの性]暴走リポート

ふーむ。4C企画は、お金とモテという2本柱なんですが、興味がないのでパス。今日もパス。③④⑤も置いておいて、今日も坪内&福田対談について書こうかと。
タイトルは「名門『主婦の友』休刊で考える婦人誌・女性誌の栄枯盛衰」なんですが、そうそう『主婦の友』って休刊したんですよねー。

「主婦友」「主婦生」(主婦と生活社)、あと「ベネッセ」に「オレンジページ」あたりって、僕が就職活動をしていた頃は、けっこう女の子だけでなく、男子も受けていたイメージ。なかでも「主婦友」なんて老舗の名門なのに、休刊とは、時代の流れか。

編集部は、部数が減った理由を、「晩婚化によって主婦の絶対数が減った」「女性の"主婦意識"が希薄になった」と言っている

ま、そうかもなー。料理をはじめとする家庭内の仕事は「主婦がする」って時代でもないかもなー。ただ、そういった仕事に対して興味を持つ絶対数が減ったとは思わないですけどね。料理とか裁縫とか育児とか、それぞれに興味を持っている人は多いと思う。ただ細分化したんだろうなー。

よく総合男性誌が成立しないのは、男性は年とともに趣味が細分化するからだと言われます。小6くらいまでは、欲しいものとか同じだから『小学6年生』という雑誌も成立するけど、大人になると車好きな人は車雑誌。釣り好きな人は釣り雑誌。このように細分化する。だから総合誌は売れないとされるんだけど、女性もそういう時代なのかも。

んで、女性のなかの一定層が、過剰に男目線(というか本当は女性目線なんですけどね)を気にするファッション誌を買うと。

今まではその最高齢にあたる40代のファッション誌に『STORY』ってのがあったのですが、このモデルをしていた黒田知永子さんが卒業(笑)して、この度50代向けのファッション誌『HERS』(ハーズ)なんてのを創刊するみたいですな。

うーん。けっこう50代でも女であることを前面に出して、なにかと女性トークをする人がいますけど、個人的にはなんか疲れる(笑)。もういいじゃんって気がするなぁ。別に枯れろとか性的魅力が不要とは全然思わないけど、いつまでもそればっかりの人ってたまに会うと「もっと普通にしてればいいのに」と思うねー。とはいえ、男でも『BRIO』とか『LEON』とか買ってて、そういうモードの人も少なくないからお互い様なのかもって思ったら、『ニキータ』は今年の1月で廃刊になったのね。知らなかった。雑誌の動きはちゃんとチェックしておかないと流れが早いのぉというのが、感想でした。おしまい。

※そういえば、最近お気に入りの雑誌『うかたま』の特集は、「おばあちゃんに習う」だった(笑)。いいわぁ。素敵だ、この雑誌。

 

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