週刊誌時評
ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。
週刊誌時評『週刊文春』(4.3)
今日は『文春』。主な記事は以下。
①アキバ系ゲーマー(24歳)「逃亡100時間」全情報
②こいつらこそ「税金ドロボー」政界で「一番イヤミな男」は伊吹か町村か福田か
③「世界恐慌」前夜 サブプライム破綻「米国16兆円景気対策」は焼け石に水
④「なぜ今メジャー開幕戦」よくぞ言った上原の「読売批判」
⑤TOTO なぜか日本で引退コンサート
①は、なんとも言えん事件。ここでの情報は、被害者の方の声とかもあるけど、だいたい報道されていたものかな。文末には、この犯人が中学の卒業文集に記した坂本龍馬の句が引用されていた。<世の中の 人は何とも言わば言え 我が成する事 我のみぞ知る>。ふーむ。
②は政界ネタ。福田さんって地味だから、記事も退屈よのぉ。伊吹さんと町村さんが、いかにプライドが高くて人望がないのかが書かれてますけど、それってけっこう見たまんまだから、意外性がないですね。そうですね。
③は、経済ネタ。最近、こういったどん底経済の行方みたいな記事多いな。ここでは「強欲資本主義という病」というスタンスで「『自分だけは儲けたい。合法であれば、なんら非は無い』という米金融界の強欲なマインドが未だに罷り通っている」ことが問題だと述べておられる。
ふむ。これって経済というより人間性の問題ですのぉ。
④は、こないだ日本でやってた大リーグの開幕ゲームについて、「疑問しかない。パ・リーグが開幕しているこの時期になんで(メジャーが)くんねんって感じ。登板してもなんの収穫もない」と上原が言ったという。まさに正論。上原って、「雑草魂」とか言ってたときは、どこが雑草なんだと思うくらいひ弱なイメージだったけど、ここ数年WBCとかで見てても意外とはっきりモノを言うタイプね。それはわりとKY力っぽい気もするけど、こういう代理店が仕組んだようなイベントに現場からNOと声を挙げるのは大事なことと思うっす。
⑤は、単なるモノクログラビアですが、あのTOTOが映ってて懐かしい。TOTOのギタリストであるスティーブ・ルカサーは、浜田省吾の名曲『家路』が初めてアルバムに収録されたときのギターを弾いてるんですよね。ってマメ知識。最近、70年代~80年代のレコードを聞かせてくれるバーに行くので、この世代の音楽ちょっとだけマイブームなのでした。
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