週刊誌時評
ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。
週刊誌時評『週刊文春』(5.22)
今日は『文春』。主な記事は以下。
①横峯良郎「不倫同棲」210日 さくらちゃんの「パジャマ」を着させられて...「新愛人」告発手記
②胡錦濤に環境破壊をおたしなめになった「天皇のお言葉」
③ロンバケから12年 キムタクはそれを「CHANGE」できない
④「好漢」小栗 旬 「歴代カノジョ」の評判
⑤阿川佐和子のこの人に会いたいJ=L・ナレ
まー、今号は①かな。この「さくらパパ」はマジでアホというか、救いようがないですな。ま、概要を簡単に説明すると、パパが選挙に立候補する前に六本木のクラブのおねーちゃんを好きになって、マメに口説いて、ま、愛人にしたと。んで、このねーちゃんが、今回、さくらパパのあきれた行状を告発しているわけですが、この人の行動を端的に言えば「セコイ」。まぁセコイですわ。例えば、選挙に出ると突然言い出したパパにその理由を訊くと「参議院のほうが仕事が楽だし、二千万が六年間もらえるから」と答えたらしい。また、こういう別れた女に告発される男のパターンとして、別れ際もセコさが爆発するもんですが、このあたりもぬかりありません。だんだん愛がなくなってきたパパに対して彼女が詰問すると「お前は自分のことしか考えていないのか。今までお前にいくら使ったと思っているんだ。人の好意が判らないなら、今までお前に渡した金を返せ」。他にも、別件で愛人騒動が出たときには、その女性の会社や家に、この愛人に怪文書を作らせて流したりと、ま、セコイ悪党の典型みたいなことを、やりまくってるわけですわ。
たしか、さくらちゃんって、「お前をプロにした金を返せ」ってパパに言われて、お金を返してるんじゃなかったっけ。それを訊いたときは、面白い教育法だと思った人も多かったと思うけど、純粋にこのおっさんのセコさからきた言動なわけ。「お前は自分のことしか考えていないのか」という言葉をそっくり返したいとは、まさにこのこと。
この、拭いきれない「セコさ」は、政治家としても致命的でしょ。この動機として語ったセコセコ語録も本当なんじゃね。もう、こうれは辞めるしかないでしょ。ゴルフ賭博も水に流してたけど、今回は、もうEND。民主も、こいつに退職勧告あたりかませないなら、本当に終わってるよ。マジで。
あ、あと、話が変わるけどこの記事の「さくらちゃんの「パジャマ」を着させられて...」というサブタイトルは、実にうまい。たったこれだけの文字数で、"何があるのかが"よくわかる。こいつの自分の家に呼んで情事をするという無神経さとか、セコさがよく伝わるもん。うまいタイトルというのは、こういうものであるという一例ですね。
②は、胡錦濤来日の騒動について。早稲田に胡錦濤が行くとき、早稲田の学生チベットの旗を振ってたね。たくさんね。GJ。ま、それはよかったんだけど、こういう記事読むと「ヤな感じ」。早稲田で愛ちゃんとかと卓球するのでも、「王子サーブを出して、それに驚いた総理が俺もやる」なんてシナリオまで作っているってんだから、茶番だなー。なんなんだろなー。ま、でも福田さんは、「そんなのやらせだからやらない」って卓球は拒否したらしいけどな。ま、でも卓球よりもちゃんとパンダを拒否してよね。タイトルの陛下の言葉というのは、環境問題に関して胡錦濤に言って、みんなが硬直したというお話のよう。さすがに、茶番なシナリオを陛下にはおしつけられんわなというオチでありますかね。
以下は、ま、軽く。③は、こないだも書いたキムタクが総理になるドラマについて今井舞さんが、「内容スカスカ」と辛辣。ま、おっしゃるとおり、それまで政治嫌いだったキムタクが立候補を決意するあたりは、あまりにも動機がカルカル~ですな(笑)。ま、でもみんなが政治に関心を持つ契機になればいいんでないのーとおいらは思ってますがー。④は小栗旬がモテモテだけど、その付き合う女が、矢口真里とか山田優とか「今ひとつばかり」という話。ほっておいてやれよ(笑)。⑤は、阿川対談で、あのミシュランのおっさんが登場。ミシュランについては、文春はもちろん、各週刊誌が酷評。もちろんオイラも「馬鹿じゃん」って思ってますけど、なんで文春に登場したのか、裏でなんかあんのかなー。阿川さんも、何でも訊くよってスタンスだけど、やっぱりねぇ。京都版とか出るって噂だけど、京都の店は、断固取材拒否してもらいたいと思うのでありまする。
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