週刊誌時評
ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。
週刊誌時評『週刊現代』(5.24)
今日は『週刊現代』。主な記事はこんなとこ。
①中川秀直自民党元幹事長「愛人スキャンダル」告白した"政策本"の中身
②「元アイドル」のAV女優が硫化水素で命を絶つまで
③衝撃事件「その後」続篇 東京・渋谷"セレブ妻"バラバラ殺人 三橋歌織被告 懲役15年に「大満足です」
④トップ企業149社「本当に仕事がしたいCMタレント」80人
⑤効能別 カラダにいい「ミネラルウォーター」はこれだ!
①は、わかりやすく言えば、今度、中川元幹事長が講談社から官僚主義批判を主題とした本出すので、そのパブ記事なんすかねー。ま、その本の中で過去の愛人スキャンダルの禊を行なっているというお話。ま、それはいいとして、この記事の中で、中川元幹事長って、ポスト福田の最右翼とか書かれているけど、本当か? この人だとどう考えても選挙は勝てないだろと思ってたら、やっぱりそういう評判はあるのね。「もともと中川氏は森元首相と"双子の兄弟"と揶揄されるほど、典型的な派閥政治家でした」こんな下りがあるけど、まぁそんな感じだーわな。ぶっちゃけ選挙に勝つという人選だと、麻生太郎か小池百合子しか選択肢はないんでないかなと思うな。ま、それがいいのかどうかは別問題だけど。
②は、ネット界隈で話題になってた自殺話の顛末について。元アイドルのAV女優が硫化水素自殺をする前に「2ちゃん」でその予告などを行なっていたとか、アイドル時代に芸人と寝たとかそういう話を週刊誌で暴露してそれが原因で叩かれたとかそういう話かね。この硫化水素自殺とか、死刑になりたくて無差別殺人とか、最近話題だね。これをもって社会が病んでいるとか簡単に論評するのもどうかと思うけど、なんか全般的に"安易"な感じがするなー。ま、ちょっと考えましょ。
③は、ワイド特集のひとネタ。三橋歌織が15年の判決を受けたけど、法定で夫のDV話を暴露できたので満足らしいというお話。最近、仕事で裁判のことを調べているんだけど、この15年の判決というものの"重さ"が今いち測りかねない。死刑と無期というのは、死ぬか生きるかの問題なので、量刑の重さを測りやすい。ただ、懲役10年と懲役15年って、どういうところで線引きを行なうのか。また、当人にとってどれだけ重さの差があるのか知りたいし、考えてみようかと。なんとなくそう思っておりまふ。
④は、よくこういう企画あるけど、何が面白いのかよくわからん。テレビでも「CMの裏側」とかよくやっているけど、あれ面白いか? 「そういう特集自体がCMになっている」とか、そういう裏側なら知りたいが、犬が話すのはこういう仕組みですとか、どうでもいいわ。この特集でも、CM人気は仲間由紀江とキムタクとか教えてもらってもなー。へー。なぜテレビはパチンコとサラ金のCMを締め出せないのか?とか、そういう裏側をやってくれよ現代さん。こんな昼のワイドショーみたいな特集は実につまらんね。
⑤は、ミネラルウォーターについてそうとう詳しくやっているけど、これと現代の読者がかぶるのか、はなはだ疑問。こんなのHANAKOあたりに任せておけばいいんじゃね? それより前から疑問に思っているけど、なんで外国から持ってくるクリスタルカイザーって、日本のサントリーあたりの水より安いの? あれ不思議。水なんて国内のものを消費すればいいと思っているので海外産とかどうでもいいけど、そういう価格のカラクリみたいな話なら読みたいです。はい。
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