週刊誌時評

ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。

週刊誌時評『週刊新潮』(6/19)

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今日は『週刊新潮』。主な記事はこちら。

①「アキバ通り魔」に7人はこうして遭遇した
②【緊急対談】安倍晋三vs中山恭子 「拉致問題」で北朝鮮が仕掛けた「卑劣な罠」
③「与党は抱きつき詐欺」「俺はハンサム」菅直人の「泥酔発言録」
④あとの祭り/渡辺淳一
⑤見ずにすませるワイドショー/林 操

今週はアキバで大事件があったので、文春と比較のために新潮も読む。まー、あれですね。なんとなくの傾向ですけど、こういった大事件があると、文春はわりと大局的なスクープを狙う傾向にあるね。そのとき官邸はどうしていたとか、国家レベルでどういう対応をしていたとか。一方、新潮はわりと現場に目線を置いた記事を書いている気がする。

今回もそんな感じで、被害者の方の横顔となぜ事件にあったのかなどをかなり詳しく追っている。これはテレビなんかではあまり出なかった情報ですね。あと、この特集の最後にあった「「見事な逮捕」なのに「警視総監賞」を出しにくいワケ 」という記事が興味深かった。

あの逮捕された瞬間の映像とかみんな見ましたよね。警棒を突きつけてるやつ。実際にはあの後拳銃を出してナイフを捨てさせた後、警棒を犯人のみぞおちに押し付けて身動きさせないようにしたあと確保したらしいんですが、この一連の流れが「完璧!」「まさにプロの仕事!」と絶賛されているらしいんですよ。なんでも勤務歴20年の荻野尚巡査部長(41歳)の仕事らしんですけどね。ただ、あまりに被害が多すぎて「警視総監賞」の授与がためらわれているらしいですが、それとは別にこういうのはちゃんと表彰というか評価してあげたほうがいいと思うッス。

②は、拉致問題について、安倍晋三&中山恭子が対談。なんか今日、拉致問題について再調査するとか北朝鮮が言ってましたけど、本当なのか。経済制裁とか、ちゃんと調査報告を持ってきてそれを見てから解除したほうがいいと思うけどなー。ま、そんで安倍さんは、この仕事だけは全力でやって欲しいね。つーか、安倍さんはこの対北朝鮮とか対中国だけやっていればいいと思う。外交での安倍は輝いている。もう総理なんかしなくていいから!期待してるよ!

③は飛ばして④の渡辺淳一さんコラムが何気に好きだけど飛ばして⑤。

ま、最近のテレビについてあれやこれや言ってるコラムなんですけどね。このなかでアキバで今、警察の職務質問が激しいなんて話があるんですが、なーんと、このボクまでもが新宿を歩いていたとき職質を受けたんですよ! 「えっ!俺?」とちょっとビビリました。「今、護身用にナイフを持っている人が多いので、カバン失礼してもいいですか?」って聞かれたんですよ。アキバの事件のちょうど一週間前くらいだったかなー。「は。はぁ」って言ってカバン開けたんですが、味スタとかに入るときの「カバン失礼しまーす」ってパッと一瞬見るだけのゆるゆるチェックじゃないですよ。カバンにあるファスナーも全部開けて、中のものを全部手で触って確認みたいなw もちろんナイフなんか持ってないから「ご協力ありがとうございました」って敬礼されて去って行ったけど、あの事件の前からかなりピリピリモードで警戒してたんねぇ。ま、なんでもいいけど、あのアキバの犯人が使ってたナイフはヤバイでしょ。あれは取り締まろうよ。ホント。

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