週刊誌時評

ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。

週刊誌時評『週刊文春』(6/5)

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今日は『文春』。主な記事は以下ー。

①東城瑠理香さん「神隠し殺人」「ミンチにしてトイレに流した」
②川田亜子 死に場所に選んだ「白いベンツ」の持ち主
③歴史特別対談 宮城谷昌光 × 宮部みゆき「カッコいい篤姫、女性に優しい信長」
④横峯良郎「議員宿舎」を「おかまバー店員」に又貸し 民主党はまだこの男を放置するのか
⑤角栄、美空ひばりからホリエモンまで 50年の「暴言・迷言・珍発言50」

さて①はすごい事件だな。部屋に連れ込んで乱暴した上、殺人。そして死体を砕いてトイレに流したってんだから。これ、殺人を自供したとしても、ちゃんと立証できるんだろうか。『ゴルゴ13』の名作に「芹沢家殺人事件」ってのがあって、この中で、これとまったく同じ方法を行なうという話があるんですが、これを読んだとき戦慄を覚えたけど、そんなことが実際にあるなんてなぁ。
②は、ネットでもだいぶ注目されているアナウンサーの自殺。練炭自殺したのが「白いベンツ」の中で、これが彼女の名義ではなかったからいろんな憶測を呼んでいるという記事ですかね。合掌。
③は珍しく歴史対談なんてのをやってました。今号の『プレジデント』でも歴史小説の特集をやってたけど、また歴史ブームが表面化してきた感じねー。篤姫効果もあるみたいですが。この対談の中身は、徳川秀忠みたいな一見地味な二代目は実は優秀。んで武田勝頼みたいなイケイケはヤバイって話とかー。あと、『日本外史』を書いた頼山陽を司馬遼太郎とか柴田錬三郎がこき下ろしていたって話は初めて知りますた。
④は、またまたまたのさくらパパネタ。今度はタイトルにあるように議員宿舎をおかまバーの店員に又貸ししてたんだって。もうホント辞めささないとまずいよなー。つーか、こういう民主系のスキャンダルってテレビで報道されない傾向が強いように思うけど、これは気のせい?
⑤は、巻頭のモノクログラビア。これナイス記事。いろんな発言を写真とともに振り返るというパターンなんですが、佐藤栄作の「私はテレビと話す。新聞記者は帰ってください」というのがスゴイ。72年6月17日に行なわれた退陣会見の席上、新聞やテレビの記者を会見場から帰してガランとした会見場でカメラに向って話し続けたという。ほー。この写真も初めて見たけどすごいねー。やっぱ政治家の発言が一番面白いね。んだね。

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