週刊誌時評

ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。

週刊誌時評『週刊新潮』(7/17)

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今日は『週刊新潮』。主な記事はこちら~。

①口には出せない「ファーストレディ」5人の「評判が良かった人」「悪かった人」
②サミットの麓にて
③【「現役中国官僚」覆面座談会】北京の「オリンピック熱」はもう冷めている
④何だか怪しい「にわかエコ芸能人」が増えている
⑤【特別読物】今も「平沢貞通」の遺族と名乗れない「帝銀事件」60年

サミット記事は①と②だけど、フォーカスで培った写真グラビアの力がある新潮は②のグラビア企画のほうが面白いね~。ここでは、サミット会場そばで、いろんな人がデモしている姿が紹介されているけど、興味深い。右翼、左翼の定番どころから、中国から弾圧されている「法輪功」のデモの様子が紹介されているんだけど、これがすごく整然とした鼓笛隊風で面白い。こういう人たちに取材したほうが、サミットの記事は面白そうだな。

③は、中国におけるオリンピックムードはいかにという記事。本籍地が北京以外の人は、もう北京に入れなくなっているとか、北京市内の工場は1カ月以上停まっているとか、トホホな話が満載。かなり大掛かりな交通規制と、工場停止で空気汚染を一時的に解消し、人口の流入を制御して、マナーも一時的に向上させるという、なんとも「付け焼刃」な政策は、まさに中国の王道スタイル。もう、誰も喜んでいない五輪になりそうね。

④は、ま、エコってどうなのよ?という最近の週刊誌で連発されている企画なので新味はなし。個人的に本当にエコかどうかを見破る方法は「モノを売るかどうか」だと思う。「エコだから○○買って!」というのは、エコじゃない。それは商売。

⑤の感想は、なんで今、これをやっているのか、わからない。ネタって、流行モノだけやる必要はまったくないけど、ここまで関連がないと、意味がよくわからないっすね。

今日は、土曜日だからコンパクトモードでお届けしました。おしまい。

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