週刊誌時評

ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。

週刊誌時評『週刊文春』(7/24)

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今日は『文春』。主な記事はこちら~。

①アブない業界「崖っぷち」の50社
②「金とコネ」 大分ウラ口教師の「実力」と「評判」
③「山本モナはサイテーのオンナか?」南美希子、斎藤綾子、泰葉...女たちの「大論争」
④今週のBEST10  花火大会
⑤ホリイのずんずん調査 

トップは①の企業分析。ヤバイ50社で建設業界とかIT、携帯に居酒屋などいろいろ並んでおるですね。ま、最近思ってますけど、ざっと見て「どうやって儲けてるんだろ?」って思ったところって、やっぱりメッキが禿げるのが早いっすね。あと、素朴な疑問だけど、きっちりと自分の仕事がわかっていて、それをやり遂げようとしている会社って、「急成長」とかする必要ないよな。なんか企業を「急成長」という側面で評価してきたツケが今きている気がする。

②は大分の裏口教員採用事件。ま、一般報道以上はないけど、下駄履かせてバカを入れるだけならまだしも、優秀なやつを落としているってのが、驚きだよなー。普通の感性で、"落とす"ってのはありえないと思う。ナベツネがライブドアが球団経営するときに「ワシも知らない人などダメ」って言ってたけど、そういう感覚なのかね。

③は、モナ。今週の週刊誌を席巻してたね、このネタ。要するに語りやすいんだな。キャラが立っているし、誰でも論じることができるし、わかりやすいし、面白いし。と考えると、やっぱモナってスゴイんだと思う。最近、この名前もスゴイ気がしてきた。頑張れモナ~。

④は、最近、地味に始まった連載。ま、モノ系を中心に実用情報をベスト10形式でお届け~というベタな企画だけど、いい連載だと思う。やっぱこういう使える連載は、雑誌に力を与える気がするね。あんまり多くなるとつまらないけど、適度にはアリです。今週は「花火大会」ということなんだけど、全国の花火大会の1位に「びわ湖大花火大会」が選ばれていた~。びわ湖の花火大会といえば、京都でもかなり行く人多くって、僕もその昔、マツノ君と自転車こいでテントで一泊してまでして見に行ったことがある(笑)。なんでそんな必死こいて見に行ったのかわからないけど、昔は花火って貴重だったしなー。思い返すと、ディズニーランドで普通の日に花火を上げているのを初めて見たとき、なんかとてつもなく驚いた気がする。花火って、そんな軽々しく上がるものだったのかというカルチャーショックでした。今は、どこでも上がっているけど、その分、その価値も減った気がするけどね。

⑤は、堀井憲一郎さんの連載。最近、落語ネタが続出で、門外漢としては棒立ち気味だったけど、今号は「身近な人30人にタスポを持っているか聞いた」というネタ。こういう時事ネタのほうが、ずんずん調査は面白いと思うんだけどねー。こんな一節はしごくごもっとも。「これで『わりとまじめな未成年者の購入』は防げるだろうけど、完璧に防げるわけでもなく、『喫煙者の情報も集めておきましょうぜ』という意図が露骨である」。本当よね。ある日、突然、喫煙者宛てに国家から召集令状が届いた――。なんてベタなサスペンスのネタに使われそうだな。タスポな。

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