週刊誌時評

ここでは週刊誌から話題の情報をピックアップしてご紹介します。みなさんが週刊誌に親しみを覚え、社会問題に関心を抱くきっかけになれば嬉しいです。主におじさん週刊誌を紹介しますが、柔らかくしているのでちびっ子も安心です。月曜・火曜・木曜に更新予定です。

週刊誌時評『SPA!』(8/5)

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今日は『SPA!』。主な記事はこちら。

①なぜか[転職するたび年収アップ]な人々の秘術
②女が「この男、浅いな~」と心で呟く瞬間
③エッジな人々 田村英里子
④辺境作家・高野秀行 イスラム飲酒紀行!
⑤バカはサイレンで泣く

今号の4Cのメインは①と②。①は、まぁ気になる人はどぞーって感じだけど、職を選ぶ機会が、全般的にもうちょっとあってもいいよねと思うなぁ。というのは、なんとなく今の社会って大卒なりのたった一瞬のタームで出たスゴロクの目が、かなり後まで影響しすぎというかなんというか。かねがね思っているけど、公務員の採用試験とかって30歳からとかにすればいいのにね。ある程度、社会経験を積んだやつが挑戦できるものとか、そういった30歳とか40歳から門戸を開いている職場とかあれば、なんかもっと社会がいい感じで流動する気がするんだけどなぁ。

②は、まぁ、こういうヤツいるよなーってお話。でも「女の子は浅くても可愛きゃいいの」って時代でもないと思うけどね。

③は連載インタビューだけど、昔アイドルやってた田村英里子が出てて驚き。彼女は、アイドルやめて単身アメリカ行って『ヒーローズ2』とかに出てるんですな。初めて知った。顔もずいぶん変わったなー。ま、話の内容として、アメリカが競争が一番激しいとか、バイトしながら生活費を稼いだというのは、なんかちょっと前時代的な気がせんでもないけど、こういうチャレンジをする娘さんは立派立派。なんとなく応援モードです。

で、今号の目玉は④でしょ。やっぱ! 『ワセダ三畳青春期』で魂を射抜かれた高野センパイの短期集中連載。パキスタンに行ったとき酒がなくて大変だったというルポだけど、いい感じ。でも、本のほうが面白いかも~。高野センパイを初めて読む人は、『ワセダ~』か『幻獣ムベンベを追え!』あたりから読んで欲しいですねー。

で、⑤は久しぶりにSPA!の名物読者コーナー「バカサイ」で爆笑したのでご紹介。「巨人の二岡選手へのヤジ緊急募集~!!」と銘打って、アンチ二岡、モナ万歳!の論戦をはってるんだけど、中学生レベルの愛に溢れていて最高だ! 
「あいうえお作文、お題は巨人の二岡!!」
「二岡の"に"~!! 二軍で一生!!」
「二岡の"お"~!! 終わっちまえ!!」
「二岡の"か"~!! 返せ!! モナちゃんに仕事を!!」

ブハハ(笑)。あいうえお作文が下手すぎるところもグー。ヤジを募集する告知文も中学2年生レベルだ!

つーことで、日本男性の敵となった巨人・二岡選手に球状であびせるべきヤジを募集いたします。うらやましい気持ち、妬ましい気持ちを込めて、ペンを握りましょう!!あのムッツリスケベに、どれだけ僕たちがモナちゃんを好きかわからせましょう!!

いいなー(笑)。雑誌にはやっぱこういう極北的な恣意さが必要だね!

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