フモフモコラム

「自分が面白いと思ったことを素直に書いているだけです。おっぱいの話が頻出するのは、僕の性癖のせいですね」
スポーツ見るもの語る者~フモフモコラム http://blog.livedoor.jp/vitaminw/

フモフモコラム インタビュー (3/5)

フモフモコラム写真2
取材の際には、フモフモ編集長がネクタイをした正装姿で撮影に応じてくれました! ちなみにこのポーズは、キョロキョロしてネタを見つけたイメージだそうです

「とりとめなく書くので、うちの文章はだいぶ長いですね。むしろ短くスッキリ書く方が美しいと思っているのですが、『思うのと出来るのは違う』ということのようです。携帯で読まれる方は大変だと思いますが、頑張ってください!」

どうやら本当は短く書きたいようだ。ただ、『フモフモコラム』の記事は、長いわりには、スラスラと読めてしまうはず。それはやはり巧みな文章によるところが大きい。

愛ちゃんへ。
20歳になったのに、まだおめでとうも言ってなかったね。愛ちゃんが20歳だなんてまだ信じられないよ。こんなに小さい頃から見てきたから、急に大人だなんて言われてお兄ちゃんも正直戸惑ってる。あの頃のままだとばかり思ってたのに、時間って早いね。
彼氏、できたんだって?
やるじゃん。ひゅーひゅーだぞ。

これは、08年11月22日にアップされた「福原愛ちゃんの初ロマンスを泣きながら祝福する嘘つきからの手紙。」と題されたエントリー。

卓球の福原愛ちゃんをこよなく愛するフモフモさんが、彼女とテニスの錦織選手とのデートが報じられたときに、綴った記事だ。フモフモさんは、少なからずのショックを受けていたようだが、大いに笑わせてもらった。だって「ひゅーひゅーだぞ」だもん。

ただ『フモフモコラム』の文章は、「ひゅーひゅー」のような小技ばかりではない。名調子な部分の文章も実に切れ味がよい。例えば、08年8月23日の「万歳!陸上男子4×100mリレーで日本短距離陣が銅メダル獲得!」におけるこんな導入。

ついに、ついにこの日が訪れました。これまでもメダルに限りなく近い位置にいながら、次々と現れる黒人スプリンターたちの分厚い壁に阻まれてきた日本短距離陣が、ついに北京五輪男子4×100メートルリレーでメダルを勝ち取ったのです。アテネ4位、07年世界陸上5位と、メダルの資格は十分に備えていた日本。しかし、先を行く国々は黒人スプリンターが居並び、いまだ10秒の壁すら破れずにいる日本短距離陣にとっては遠い表彰台でした。しかし2008年8月 22日、長い苦闘、長い雌伏の末に、この骨格・筋力・筋量すべてで劣る黄色人種の代表が、短距離のメダルをもぎとったのです。中国では110メートル障害・アテネ金の劉翔が国民的英雄とされていましたが、今夜歴史を塗り替えた我らが代表も、日本の英雄として語り継がれるべき偉大な男たちです!

いいねー。実況のアナウンサーにこのまましゃべって欲しいくらいの名調子。この「あたかも誰かが話しているかのような文体」も、この『フモフモコラム』の魅力であろう。

さて、続いては『フモフモコラム』で取り上げるネタについて伺ってみよう。まず、あれだけいろいろな情報に関して記事を書いているわけだが、何か特別なニュースソースなどがあるのだろうか。

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