ケツダンポトフ

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「ケツダンポトフ」インタビュー (2/4)

以前、ネット上に自分の素の姿をダダ漏れさせ、ウチやネタフルやザイーガなどなどでネタにされた、トミモトリエ。今や新進気鋭の企画屋として、自分屋24やおごるTVなど、面白い企画を続々とリリースしています。で、もしかしたらそのトミモトに続くのでしょうか?ダダ漏れ女子第2弾を見つけました。名前は「そらの」さんといいます。サイトは「ケツダンポトフ」。どんな風にダダ漏れてるかというと......
見えちゃってるよ!
力の抜けきった顔が、全世界に配信されちゃってるよ!

「そらの」さんは、自身の業務風景を常時ライブ配信しているのだが、この状態を「ダダ漏れ」と紹介したのがこの記事(09年5月25日の『小鳥ピヨピヨ』のエントリー「ダダ漏れ女子2号、登場」)だったそうだ。

ケツダンポトフ・写真1
「そらの」さんは、生中継をするときに「インターネット中継中」の札を付けている。事業仕分けの際には、内閣府の生中継カメラにもメモ帳に同じことが書かれていた!のを発見してパチリの写真がこれ。

「この記事で『小鳥ピヨピヨ』の作者・いちるさんに『ダダ漏れ2号誕生』って言っていただきました。それ以来、『ケツダンポトフ』でもダダ漏れという言葉を使っています。私の日常を流すだけでなく、イベントや記者会見の生中継も『ダダ漏れ』と称していますが、そのときのコンセプトは、最初から最後までを編集することなく伝えることですね」

では、実際にダダ漏れされたイベントをいくつかご紹介しよう。まずは、09年の民主党の肝いりで始められた「事業仕分け」である。

《自分たちの税金が如何にして使われているか、その中に無駄はないのか、公開の場で議論されました。よく「何に使われるかわからない税金なんて、払いたくない」と聞きますが、そう思っている人にとってはいい機会だったのではないのかな、と。<中略>わたしの放送を見てくださった視聴者のみなさんがいてくださったから8時間近い長丁場をやりぬくことができました。本当にありがとうございました。今回の放送にかかわったすべての方に感謝の気持ちを贈ります。改めて、わたしのやっていることは間違ってないんだと感じました。》

これは2009年11月30日にアップされた「行政刷新会議 事業仕分け 第3ワーキンググループをダダ漏れしました」という記事の一部だ。この事業仕分けに、パソコンやカメラをもって現場からたったひとりで生中継を行なったという「そらの」さん。そこで中継を長時間にわたって見守ってくれた視聴者の存在を感じ、このライブ放送の可能性を感じとったという。恣意的な編集はしないで、すべてを見てもらう。既存のテレビにはなかなかできないインターネットならではの発信といえるだろう。

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